白髪の原因① 機能的要因
機能的な要因は、色素細胞(メラノサイト)や付属器官の機能が低下するため。
機能低下の原因となるのが、老化。身体全体の細胞が老化するということは、色素を作る細胞も老化してしまうのです。チロシナーゼという酵素でメラニンを酸化させ、褐色の色素に変える働きが弱まったり、止まったりすることで、髪は着色されることなく、白(透明)のまま成長してしまいます。
白髪の原因② 栄養的な要因
栄養的な要因は、タンパク質(アミノ酸)、鉄、銅、亜鉛、カルシウム、ビオチンの不足。
髪の材料となるのはタンパク質(アミノ酸)。タンパク質が分解されでできるアミノ酸の一種、チロシンが髪のメラニン色素の原料となるので、タンパク質が不足すると髪を作り、黒くする材料がないので白髪につながります。
細胞に酸素を運ぶ役割を果たす「鉄」や、メラニン色素の生成に関わる「銅」、タンパク質と脂質、糖質の代謝に関係し、細胞分裂に必要な「亜鉛」も、不足すると白髪の原因につながります。
「カルシウム」もメラノサイト(色素細胞)の活性化に関係しています。ビタミンHまたはビタミンB7と呼ばれるビオチンも、糖質や脂質、タンパク質の代謝に関係しており、髪の毛を健やかに保つのに欠かせません。
白髪の原因③ ストレス要因
「ストレスで白髪が増えた」という話をよく聞きます。ストレスで白髪が増えるのは、自律神経の働きが乱れるためです。それによって髪を黒く着色する器官が正常に働かず、着色される前の髪が育ってしまうためと考えられます。マリー・アントワネットが一晩で白髪になった、というエピソードがありますが、科学的にはもともと色がついていた髪が一晩で白髪になることはないそうです。
白髪の原因④ 遺伝要因
白髪は薄毛に比べ、遺伝的な要因が強いと一般的に言われています。しかし、白髪のメカニズムはまだすべて解明されておらず、両親が白髪だからといって子供も100%白髪になるわけではなく、様々な要因が関係しています。つまり、両親が白髪でも、栄養や機能(頭皮の血行を促進したり、栄養を与えたりする)ことで、白髪を抑制できる可能性もあるわけです。
皆様最後まで読んでいただけましたか??
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